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秋分の日とは?天文学? [豆知識]

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再考〜秋分の日とは
 そろそろシルバーウィークが近づき、家族や友人と旅行をする方が多いかと思います。今年のシルバーウィークは19日から23日と言われ、平日に3日も休みがあります。この休みのうち、国民の休日と定められている日にちは21日(月)の「敬老の日」、23日(水)の「秋分の日」です。(22日は普通の休日です。)本日は「秋分の日」について改めて再考してみたいと思います。本当の意味について理解していきましょう。
定義
 はじめに秋分の日とは何かを考えます。「秋分の日」とネットで調べるとたくさんの言葉で表現されています。ここでは一度原点に戻って考えたいと思います。内閣府のホームページによると、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号 最終改正 平成26年5月30日法律第43号)にて
“秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。”
と掲載されています。*1つまり、亡くなられた祖先や人々に対して思いをめぐらす日なのです。
秋分日
 ところで、上記の引用で掲載されている秋分日とは何のことでしょうか。秋分日とは天文学上の呼び名で、実は法律上では明確な日にちは定めていません。これについては国立天文台が公表しております。*2(少し難しい内容が含まれています。)簡単に言うと、太陽と地球の位置関係から計算されたある瞬間「秋分」があり、これを含んでいる日にちを秋分日と呼ぶそうです。つまり、秋分日とは宇宙の観測により日にちが定められています。実はこのような定義により、秋分の日というのは日にちが変わることが起こり得ます。詳しくは下記参考URLにある国立天文台のホームページを拝見すると良いでしょう。
まとめ
 今回、再考した結果を以下にまとめてみます。
1秋分の日は祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日
2秋分の日の日にちは宇宙の観測により決定されている
 なお秋分の日でよく言われていることとして「昼と夜の長さが同じになる」があります。しかし、厳密には昼の方が長いので注意しましょう。
 秋分の日はなかなか奥が深いおはなしでした。この機会にいろいろと考えてみてはどうでしょうか。
余談
 「シルバーウィーク」「敬老の日」についても再考しています。こちらも参考にしてみてください。
参考URL
*1内閣府ホームページ 国民の祝日について
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
*2国立天文台ホームページ「よくある質問」(質問3-1)
http://www.nao.ac.jp/faq/a0301.html


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